のほとりの桜並木は、なんとなく
色付いているような、いないような感じになってまいりました。
さて、先週末4月4日に行われたホスピス緩和ケア市民公開講座は無事終了いたしました。
おかげさまで、150名程の皆様にご参加いただき、大盛況でした。
当日の様子です。
受付はホスピスボランティアさんとスタッフで行いました。
ホスピス長の嘉藤より、開会の挨拶。
緩和ケア、ホスピスのことを市民の皆様に知っていただくことの大切さをお話ししました。
緩和ケア認定看護師の冨野より、緩和ケアのことと、当院ホスピスの紹介。
実際に行われているケアの内容や、費用のこと、家族ケアのことなど具体的に説明しました。
緩和医療専門医の松尾より、身体症状と心についての講演。
身体がどのようになっていくのか、症状は痛みだけではないこと、その対処方法。精神面のケアについて説明しました。
最後は、スタッフとボランティアが協力して後片付け。
これもホスピスならでは。
皆様、大変お疲れ様でした。
参加された方の感想をいくつかご紹介します。
「患者さんに寄り添ってこられた経験からのお話しに感動しました」
「自分が、家族が、がんになったときのことを考える良い機会になりました」
「将来、緩和ケアの現場で働きたいと思いました」(看護学生さん)
「モルヒネの誤解をしていました」
「もっと早く、このような話を聞いていれば良かった」(ご身内を亡くされた方)
「ホスピスケアによって、気持ちが前向きになり、自分らしい生き方ができるのではと感じた」
「ホスピスでボランティアをしたいと思いました」
皆様、ご参加いただき、心より感謝申し上げます。
当日の様子は秋田さきがけ新報に掲載され、NHKのニュースでも放送されました。
これからも市民の皆様に、ホスピスや緩和ケアのことを知っていただけるよう、努力してまいります。