だいぶ更新が遅れてしまいました。
6月17日、市内の会場で、2017年の遺族会が開催され、50名ほどのご遺族が参加されました。
当日は暑い中、お集まりいただきましてありがとうございました。
三浦院長のあいさつ
黙祷
ボランティアによるオカリナ演奏
会場の様子
嘉藤ホスピス長 あいさつ
いつものことですが、この遺族会は遺族をケアするという趣旨のもと行われておりますが、それは恐れ多いこと。ほとんど私たちスタッフが皆様に励まされたり、勉強させられたりしています。
夕方頃になると寂しさを感じるという方。
故人がいつもそばで励ましてくれて、元気に前向きに過ごされている方。
家族、友人と出かけるようになったという方。
毎日、仏壇に向かって、話しかけているという方。
様々です。
皆様が遺族会に来てよかった。スタッフに会えてよかった。同じような遺族の方々に会えてよかった、と言って帰られます。
遺族会は、来てくださった皆様にとって大事なひと時になったのかなあと感じました。
一方、遺族会に参加される方は、私たちのホスピスで亡くなられた方の一部です。
参加されなかった方のことを、私たちスタッフは思い出します。
どうしているのかなあ。私たちに会うのもつらいことなのかなあ。会いたいなあ。
そんなことをスタッフの間で話すこともありました。
緩和ケアの領域の学会などでは、このような遺族ケアプログラムに参加されなかった家族のケアについてどうするかということが話題になることがあります。
ケアがより必要な可能性が考えられたりしていますが・・・
さて、この遺族会の経験は、必ずスタッフの糧になります。明日からのケアに活かしていきたいと思います。
最後にこの遺族会のサポートをしてくださったホスピスボランティアの皆様に感謝申し上げます。